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ここでは、全身運動をすることのメリット、注意点などをご紹介します。子どもの身長でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
筋肉を使用することによって、成長ホルモンの分泌を促進できます。成長ホルモンは、骨を伸ばすように、骨端線に働きかけます。成長ホルモンがたくさん分泌される分、骨は伸びようとするため、運動をすることによって成長を促せると考えられているのです。
運動をすると、エネルギーを消費するため、食欲は増加します。質の良い食事をすれば、身長を伸ばすのに必要な栄養もしっかりと摂れるため、よく運動して食事を摂る子どもの方が成長しやすいとされています。
たくさん身体を動かすと、疲労するため、質の良い睡眠につながります。睡眠中は、大量の成長ホルモンが分泌されるため、身長を伸ばすのに有効だと言えます。
運動をしすぎると、エネルギーを消費します。大げさに聞こえるかもしれませんが、運動をしすぎた場合には、軽い栄養失調状態になっているといわれています。栄養失調状態だと、身長は伸びにくくなってしまうため、運動のしすぎには注意しなければなりません。運動をしすぎた時には、しっかりとエネルギーを補給して、足りない栄養素を補うようにしてください。
前述の通り、運動しすぎはエネルギー不足になるため注意しなければなりません。水泳やサッカー、バスケットといった全身運動を1時間ほど目安に行うよう意識してみましょう。2時間以上行うと、体力を消耗して、エネルギー不足になるため注意が必要です。
エネルギー不足になっているのかどうかを手軽に確認する方法として、体重管理が挙げられます。採血データをチェックするのも重要ですが、これは通院が必要ですので現実的とはいえません。体重測定でしたら体重計に乗るだけで行えるため、誰にでもできます。
平均体重と比較して極端に痩せている子の場合、エネルギー不足の状態になっていることもあります。しっかりと栄養補給をして、適正体重に戻すよう食事を心掛けましょう。なるべく毎日同じ時間帯に測定して、痩せすぎないように注意するようにしましょう。
どのような運動をすれば、身長増加につながるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。運動には、1点注意するポイントがあります。重量挙げのように圧力が強すぎる運動は、骨が縦に伸びにくくなってしまうといわれています。
身長を伸ばすためには、ある程度縦の方向に圧力がかかる運動が適しているとされています。具体的にはジョギングやダンス、なわとび、バスケットボール、バレーボールなどです。しかし、いくら身長を伸ばすために有効だからと、子どもが好きでもない運動をさせるのは望ましくありません。
身長を伸ばすためには、情緒の安定も重要なため、子どもが好きな運動を選ばせてあげることが大切です。
当サイトの記事は、“身長先生”こと東京神田整形外科クリニック・田邊雄院長監修のもと作成しています。
体質性低身長のお子さん等を対象とした自費診療の「身長外来」は、5歳0ヵ月~男子14歳0ヵ月/女子13歳0ヵ月までが受診推奨年齢となります。詳しくは、身長先生へお問い合わせください。
■所属学会:日本整形外科学会、日本再生医療学会、日本成長学会
■資格:医師、医学博士、整形外科専門医
■専門:体質性低身長、膝の再生医療
2011年、金沢医科大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属順天堂医院関連施設での研修・勤務を経て、2019年に西新宿整形外科院長就任。翌2020年に「東京神田整形外科クリニック」を開院。
このコンテンツは、子どもの成長のための情報発信を目的に、全研編集チームが取材・作成しています。各ページにて、“身長先生”の専門領域である「小児体質性低身長治療」や、年齢別にみる生活習慣のアドバイスも紹介していますので、ぜひご覧ください。