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効果的なストレッチで身長を伸ばそう!

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ストレッチは、身体の筋肉を正しい位置に整えて、子どもの成長をサポートします。この記事では、ストレッチの効果や目的、やり方などをご紹介していますので是非チェックしてみてください。

ストレッチの目的・役割

ストレッチは、身体をリラックスさせたり疲れをとったりするなど、体調を整える目的で行います。ストレッチを行うと、筋肉の柔軟性を高めやすくなります。また、ストレッチを行って内転筋の柔軟性を高めていくと、関節や骨が引っ張られずにスムーズに開脚ができるようになり、凝り固まった筋肉を正しい位置に戻すことができます。

簡単にできる!3つのストレッチ

ここでは、簡単にできるストレッチをご紹介します。毎日行うことが大変な場合は、無理をせず1つずつ生活の中に取り入れてみるのがおすすめです。

太もものストレッチ

太もものストレッチでは、壁に足をつけ、かかととヒップをつけます。バランスがとりづらい場合、イスなどを利用して対応してみましょう。この姿勢のまま、20秒キープしてください。

大腿部の前側にある「大腿四頭筋」と呼ばれる筋肉をしっかりと伸ばします。ポイントは、先述したかかととヒップがつくようにストレッチすることです。可能な方は、背中を伸ばすようにやってみるのがおすすめです。逆側も同様に実施し、20秒間キープします。背中を伸ばすと痛みがある方は、前かがみ(前屈)の姿勢を取ってみましょう。

足裏のストレッチ

足裏のストレッチは、イスを使います。前かがみになり、かかとをイスに乗せ、足を前に伸ばしましょう。ポイントは、膝が曲がらないように伸ばしていくことです。足首は立てておくようにして、軸足はまっすぐ前に向くようにしましょう。

この姿勢で20秒間キープです。呼吸は適度に行いながら、ストレッチするようにして下さい。できそうな方は、つま先を手で触れ、身体を前に倒していきます。逆の足も同様に実施しましょう。

背中・腰のストレッチ

まず、立ち上がり、壁を使います。肩幅よりも足を閉じるようにして、背中をそるようにヒップを突き出します。目線はなるべく前側を向き、この姿勢のまま20秒間キープするようにしてください。ストレッチをしている間は、呼吸を止めずにつづけながら行います。あとは、背中が反るように、ストレッチするよう意識してみてください。

ストレッチの注意点

ストレッチを行っている間は、自然な呼吸を続けるほか、無理しないようにすることが大切です。なるべくリラックスした状態で、鼻と口を使って呼吸をするよう意識してみましょう。ここでは、注意点をご紹介します。

呼吸を止めない

ストレッチをしている間は、自然な呼吸をつづけるよう心がけましょう。呼吸を止めてしまうと、身体は緊張状態となり、筋が硬くなるため、しっかりと弛緩させられなくなります。また、呼吸を止めることで血圧が上がるなど身体に負担がかかることがあります。ストレッチの最中は、鼻と口を使って細く長く呼吸をしながらリラックスすることが大切です。

反動をつけない

ストレッチを行っているときは、勢いや反動をつけずに、対象となる部位を少しずつ伸ばしていきます。筋を急激に伸ばすと、筋断裂などの損傷を防ぐために、筋内の筋紡錘(きんぼうすい)が働いて反射的に筋を収縮させます。そのため、反動をつけながらストレッチをすると、反対に筋紡錘の働きにより筋が収縮してしまうのです。反動をつけることで柔軟性が低くなってしまう可能性があるため、注意が必要です。

無理しない

ストレッチは、気持ちいいと感じる範囲で行うようにしましょう。柔軟性が低くて硬い筋の場合、ストレッチを行うと、痛みを伴うことがあるため注意が必要です。 痛みがある部位を過度にストレッチを行うことを「オーバーストレッチ」と呼び、筋を痛める原因となってしまいます。「痛気持ちいい」と感じるストレッチが効果が得やすいといわれています。

毎日ストレッチを続けてみよう

ストレッチは、毎日20秒を3セットを目安に行うよう意識しましょう。凝り固まってしまった筋肉を正しい位置に戻すと、結果として最大身長に近づけることにつながります。

毎日は少しきついという方は、週に2~3回を目安に実施してみましょう。当サイトでは、身長先生が身長に関するさまざまなお悩みや、医療で身長を伸ばす方法などを解説していますので、ぜひチェックしてください。

参照元:東京神田整形外科クリニック公式サイト| 身長を伸ばすストレッチ2【身長先生プレゼンツ】(https://tokyo-seikeigeka.jp/column/身長を伸ばすストレッチ2【身長先生プレゼンツ】
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田邊 雄 院長【監修】
東京神田整形外科クリニック 田邊雄 院長

当サイトの記事は、“身長先生”こと東京神田整形外科クリニック・田邊雄院長監修のもと作成しています。
体質性低身長のお子さん等を対象とした自費診療の「身長外来」は、5歳0ヵ月~男子14歳0ヵ月/女子13歳0ヵ月までが受診推奨年齢となります。詳しくは、身長先生へお問い合わせください。

■所属学会:日本整形外科学会、日本再生医療学会、日本成長学会
■資格:医師、医学博士、整形外科専門医
■専門:体質性低身長、膝の再生医療
2011年、金沢医科大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属順天堂医院関連施設での研修・勤務を経て、2019年に西新宿整形外科院長就任。翌2020年に「東京神田整形外科クリニック」を開院。

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このコンテンツは、子どもの成長のための情報発信を目的に、全研編集チームが取材・作成しています。各ページにて、“身長先生”の専門領域である「小児体質性低身長治療」や、年齢別にみる生活習慣のアドバイスも紹介していますので、ぜひご覧ください。