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13歳以降は、男子のほとんどが思春期を迎え、身長の伸びもピークを迎えます。逆に、女子は身長が落ち着いてきます。ここでは、13歳以上における平均身長や最終身長の予測についてご紹介しています。
当サイトで紹介している “身長先生”の身長外来では、男性14歳以上・女性13歳以上の受診は治療効果が得られないことが多く推奨されていませんが、個人差を考慮して【15歳0ヶ月未満の方まで】受診が可能です。成長ホルモン補充療法の費用は月々7~40万円程度(税込み)、治療期間は1~4年間を推奨としています。
お子さん一人ひとりの成長状況によっても治療方針が異なりますので、詳しくは「東京神田整形外科クリニック」へお問合せください。
整形外科一般診療のほか、小児体質性低身長治療と膝の再生医療を専門とする日本整形外科学会専門医。
国内外の方が訪れる身長外来では、“身長先生”として体質性低身長の悩みに全身全霊で向き合っています。身長について積極的に配信しているYouTubeチャンネルは、2023年8月時点で3万人以上*の方が登録しています。
13歳0ヵ月から17歳0ヵ月までの平均身長は、男子が156.5~170.5cm、女子が153.6~157.9cmで、17歳0ヵ月になると男女間で12.6cm前後の開きがみられます。女子の思春期は12歳頃がピークとなり、それ以降の身長は緩やかな伸び率になります。女子の思春期が終盤にさしかかる頃に男子は思春期が始まり、18歳ごろまで成長の変化が続きます。
15歳以降に思春期の症状が始まる晩熟傾向の男子は、同年代の男子と比べて身長が低く、体格も幼い感じが残っています。ただ、ピーク時期に入ることで一気に身長を伸ばし、瞬く間に周囲の子の身長の追いついていきます。同年代でも、子ども一人ひとりの成長具合は異なります。
13歳 | (月齢) | 14歳 |
---|---|---|
156.5cm | 0ヵ月 | 162.8cm |
157.0cm | 1ヵ月 | 163.2cm |
157.6cm | 2ヵ月 | 163.7cm |
158.2cm | 3ヵ月 | 164.1cm |
158.8cm | 4ヵ月 | 164.6cm |
159.4cm | 5ヵ月 | 165.0cm |
160.0cm | 6ヵ月 | 165.5cm |
160.5cm | 7ヵ月 | 165.8cm |
160.9cm | 8ヵ月 | 166.0cm |
161.4cm | 9ヵ月 | 166.3cm |
161.8cm | 10ヵ月 | 166.5cm |
162.3cm | 11ヵ月 | 166.8cm |
13歳 | (月齢) | 14歳 |
---|---|---|
153.6cm | 0ヵ月 | 156.0cm |
153.9cm | 1ヵ月 | 156.1cm |
154.1cm | 2ヵ月 | 156.2cm |
154.4cm | 3ヵ月 | 156.4cm |
154.6cm | 4ヵ月 | 156.5cm |
154.9cm | 5ヵ月 | 156.7cm |
155.1cm | 6ヵ月 | 156.8cm |
155.2cm | 7ヵ月 | 156.8cm |
155.4cm | 8ヵ月 | 156.9cm |
155.5cm | 9ヵ月 | 156.9cm |
155.7cm | 10ヵ月 | 157.0cm |
155.8cm | 11ヵ月 | 157.0cm |
男子 | (年齢) | 女子 |
---|---|---|
167.1cm | 15歳0ヵ月 | 157.1cm |
169.4cm | 16歳0ヵ月 | 157.5cm |
170.5cm | 17歳0ヵ月 | 157.9cm |
下記では、性別、生年月日、身長、計測日を入力すると、お子さんの「SDスコア」が計算できます。
SDとは、同年代の子どもの身長の平均値との差(標準偏差)のことで、SDスコアとは、平均値からどれだけ離れているのかをあらわしたものです。例えば、SDスコアが「-2.0SD以下」であれば低身長という目安になります。
性別 |
|
---|---|
生年 月日 |
年
月
日
|
身長 | cm |
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【必ずお読みください】このチェック結果は参照データであり、疾患を診断するものではありません。不安や気になることがある場合は、医療機関を受診してください。
「13歳以降は特に男子の成長が著しく、身長ののびしろでもある骨端線が閉じて骨年齢も上がっていく年齢。ラストスパート期ともいえる13歳に重要なのは、やはり適度な運動、栄養バランスの取れた食事、質の良い睡眠といった生活習慣です。
この期間にダイエットや偏食、夜更かしなど乱れた生活習慣を送っていると、伸ばせる身長も伸ばせなくなります。また、ストレスは様々なホルモン分泌に悪影響を与え、体の成長の足かせに。中学校へ入り環境の変化がある時期でもあるため、お子さんが上手に気分転換できるようサポートしてあげてください」(身長先生)
最終身長の予測には、日本人の平均的な身長データを表にした成長曲線から予測できます。成長曲線をわかりやすい表にした、“身長先生”の「成長シート」では月齢と身長データを使い、最終的にどれくらいまで身長が伸びる可能性があるのかが簡易的にわかります。
東京神田整形外科クリニックでは、「成長シート」に加えてお子さんの手のレントゲンを撮影し、骨端線の開き具合から成長期の終了を予測します。骨端線は、成長期の最初は開いていますが、思春期症状が現れると共に、少しずつ閉じていきます。13歳のお子さんの場合、骨端線が完全に閉じて「今が最終身長」と判断される前に、調べておくと良いでしょう。
東京神田整形外科クリニック
公式サイトから
成長シートをダウンロードする
これから身長が伸びるかどうかのポイントは、お子さんが発育の早い「早熟型」か、遅い「晩熟型」かを見分けて対策すること。一般的に、最終身長が高くなりやすいのは晩熟タイプといわれていますが、周りのお友達より思春期が早く訪れたお子さんも、まだまだ身長を伸ばすためにできることはあります。
13歳以降は、女子は思春期の終盤、男子はまさにラストスパートを迎えます。成長スピードは一人ひとり異なりますが、お子さんが周囲との身長差に敏感になる時期でもあります。最終身長を予測するために“身長先生”の「成長シート」に身長を記録しておきましょう。
当サイトの記事は、“身長先生”こと東京神田整形外科クリニック・田邊雄院長監修のもと作成しています。
体質性低身長のお子さん等を対象とした自費診療の「身長外来」は、5歳0ヵ月~男子14歳0ヵ月/女子13歳0ヵ月までが受診推奨年齢となります。詳しくは、身長先生へお問い合わせください。
■所属学会:日本整形外科学会、日本再生医療学会、日本成長学会
■資格:医師、医学博士、整形外科専門医
■専門:体質性低身長、膝の再生医療
2011年、金沢医科大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属順天堂医院関連施設での研修・勤務を経て、2019年に西新宿整形外科院長就任。翌2020年に「東京神田整形外科クリニック」を開院。
このコンテンツは、子どもの成長のための情報発信を目的に、全研編集チームが取材・作成しています。各ページにて、“身長先生”の専門領域である「小児体質性低身長治療」や、年齢別にみる生活習慣のアドバイスも紹介していますので、ぜひご覧ください。