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お菓子を食べると身長が伸びなくなる?

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お菓子の食べ過ぎは体によくないと大人が子どもによく言います。では、お菓子を食べると身長にも影響があるのでしょうか?

お菓子を食べ過ぎると必要な栄養素が摂れなかったり、肥満につながったりするといわれています。当記事では、お菓子と身長の伸びの関係について詳しくご紹介します。

お菓子を食べると身長によくない理由

お菓子がよくないといわれる理由に下記のポイントがあります。

ここでは、それぞれについて詳しく解説 しますので、チェックしてください。

  • 食べる時間帯
  • 必要な栄養素
  • 食べ過ぎ

食べる時間帯

お菓子を食べる時間帯によっては、成長ホルモンの分泌を阻害する可能性があるため、身長の伸びに影響しやすいです。

また、寝る前にお菓子を食べてしまうと、睡眠の質が低下する恐れがあります。お菓子の種類によりますが、砂糖やカフェインが入っていると、興奮作用があり眠りを妨げたり、揚げ物や香辛料を含んたお菓子は消化不良が起き、睡眠の質の低下に繋がります。

寝始めた90分間で、多くの成長ホルモンが分泌されることがわかっており、成長ホルモンは睡眠の質によって変化し、睡眠の質が高まれば高まるほど、成長ホルモンを多く得られることになります。

身長を伸ばすうえで大切なポイントは、成長ホルモンをいかに多く得られるかにかかっていますので、寝る前のお菓子は控えましょう。

必要な栄養素

お菓子を食べすぎると、必要な栄養素を摂取できない恐れがあります。例えば、夕食前にお菓子をたくさん食べてしまうと、お菓子でお腹が満たされ、夕食をあまり食べられなくなってしまいます。すると、必要な栄養素を摂取できない状態に陥ることにつながります。

身長を伸ばすためには栄養のバランスがとても大事ですので、成長期にはしっかり三食食べることをおすすめします。

お菓子を食べすぎると栄養のバランスが偏り、必要な栄養素をしっかり摂取できないため、お菓子の食べすぎには注意が必要です。

食べ過ぎ

食べすぎてしまい肥満になると、思春期を早める可能性があります。

お菓子は高カロリーなため、必要以上のカロリーを摂取しやすいです。カロリーを摂取した分、運動で消費すれば肥満を予防できますが、身体を動かしてカロリー消費するのは大変です。

肥満は思春期を早める可能性があり、注意しなければいけません。 肥満になってしまっている時点で、栄養バランスは偏っていますので、身長の伸びに影響するおそれもあります。

まとめ

お菓子を食べると、栄養バランスに偏りが生じ、成長期に必要な栄養素を摂れなかったり、肥満につながったりすることから、身長の伸びに影響を与えると考えられます。お菓子を食べる場合は、日中に適量にするなど摂取する時間帯や食べ物を考慮するようにしましょう。

下記のページでは肥満と身長の関係について詳しく解説していますので、参考にしてください。

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田邊 雄 院長【監修】
東京神田整形外科クリニック 田邊雄 院長

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■所属学会:日本整形外科学会、日本再生医療学会、日本成長学会
■資格:医師、医学博士、整形外科専門医
■専門:体質性低身長、膝の再生医療
2011年、金沢医科大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属順天堂医院関連施設での研修・勤務を経て、2019年に西新宿整形外科院長就任。翌2020年に「東京神田整形外科クリニック」を開院。

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